中国新聞：歯科医院がドレッシング発案

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記事要約

山口県防府市緑町のかずき歯科クリニックで「雑穀ドレッシング」が発売され、評判になっている。雑穀にはビタミンなどが多く「歯にいい」とＰＲするうちに商品化するまで盛り上がったという。

疑問

歯にいい栄養、食材にはどのようなものがあるか。

考え・主張

カルシウム、ビタミンＡ、ビタミンＣ、適度に硬い食べ物、アルカリ性の食べ物は歯を強くしてくれると言われている。魚介類や海藻類、牛乳などの乳製品はカルシウムを多く含み、シイタケなどのビタミンDを多く含む食品は、カルシウムの吸収を助けてくれる。ビタミンＡはエナメル質を強化してくれる。ビタミンＡが多く含まれる食品には人参、パセリ、海苔、わかめ、抹茶などがある。ビタミンＣは、象牙質の形成を支える。ビタミンＣが多く含まれる食品は焼きのり、パセリ、アセロラジュース、ケール、ピーマン、レモン果汁などである。たくわん、レンコン、ゴボウ、せんべい、煎り豆、ピーナッツ、フランスパンなどの適度に硬い食べ物は、歯や顎の骨を鍛えてくれる。ただし行き過ぎは危険で、歯・特に詰め物の寿命を逆に縮めてしまうので、歯の状態と相談しながら食べるのが良い。また、口の中が酸性だと虫歯になりやすくなるので、口の中を酸性から中性に持っていくために、アルカリ性の食品が必要である。おいしい物を食べている時と、食べ終わる頃、アルカリ性である酢の物や納豆、梅干、果物などを食べるといい。近年、歯の健康状態の悪化が懸念されているので、これらの栄養を意識して摂っていきたい。

その他

特に無し。