中国新聞:菓子の表示改ざんは社長指示

記事要約

全国菓子大博覧会(ひろしま菓子博)の会場で、賞味期限の表示ラベルの上に期限を延ばす形のラベルを貼った甘納豆が販売された問題で、製造販売元の「斗六(とうろく)屋」(京都市)の近藤照明社長が在庫を売り切るため、故意に2重貼りしていたと、実行委員会の聞き取り調査に答えた。

疑問

過去の賞味期限・消費期限改ざん問題には、どのようなものがあったか。

考え・主張

最近私が耳にしなかっただけかもしれないが、食品偽装問題は久しぶりのような気がする。事例は幾つかあったが、2007年発覚した有名商品2つが印象深い。1つは8月の白い恋人の賞味期限偽装。もう一つが10月の赤福の消費期限偽装である。多くの人が一度は口にしたことがあるものであっただけに、驚いた人も多かっただろう。偽装が頻発した原因は、不景気の影響が大きいと思う。しかし、食品は人の体に入り、健康に直接関わるものであるから、二度と偽装が起きないことを願う。

その他

特に無し