共同通信:中国・四川で地震、56人死亡 M7・0、負傷600人超

記事要約

中国四川省雅安市芦山県で4月20日午前8時2分(日本時間同9時2分)、マグニチュード(M)7・0の地震が起き、少なくとも56人が死亡した。負傷者は600人以上に達した。

疑問

2008年の四川大地震と比べ、規模や被害の大きさはどうなのか。

考え・主張

また中国四川で大地震が起きた。2008年5月12日にもM7.9の地震が起きている。これは直下型地震としては、世界最大規模である。地震によって道路や電力・水道・通信などライフラインが寸断された。2008年7月21日正午現在までで、この地震による死者は6万9197人、負傷者は37万4176人に上り、1万8222人がなおも行方不明となっている。多くの建物が倒壊したが、特に学校舎の被害が大きく、校舎倒壊による教師と生徒の被害が犠牲者全体の1割以上を数え、学校建築における耐震基準の甘さと手抜き工事の横行が指摘された。今回の地震はこれほどの大きな被害ではなかったが、またもや多くの建物が被害を受けた。これについては、2008年の地震の教訓が全く生かされていないと中国国内で言われている。(中国紙「日本に学ぶ必要がある」 四川地震の建物損壊で - 政治・社会 - ZAKZAK)中国にはものづくりに関して、質より量を重視する傾向がみられるが、このように多くの命が奪われることになるので、丁寧な仕事をしてほしい。



その他

特に無し